我が車両センター所属の車両に対して「室内塗装」を施してますが、なぜそこまでこだわるのか・・・。
うちの車両にはBrightCips製の室内灯が搭載されております。その件に関してはブログにも書かせていただいてますね。
単価はメーカーより高いですが、マジでリアルで綺麗なので。
しかし、室内が綺麗に見えるということは、無塗装ですと平面に見えてしまい、逆にしょぼくなってしまうんです。
(サンプル画像:Kato221系)
ですので、私はメリハリを付けるために室内塗装(座席、床)をするようになりました。
さすがに化粧板(壁)まではできませんが・・・(^^;
けど、やはり作業には苦労がつきものです。
①まず、床の色と座席の色をネットや実際に見て調べてきます。
②その色に近い塗料を塗料のHPを参照して探し出す。
③購入。
しかもローカル線みたいに短編成なら楽ですが、首都圏の通勤車は最長で15両ですから、完成するまでかなりの時間を要します。
しかし、もっと苦労するのが寝台車。
最近は2段寝台、3段寝台を表現してくれ、立体的になってきてるので、通勤車に比べて塗装の回数がどうしても増えてしまいます。
また、メーカー別で比べてもマイクロの製品は座席パーツがカラフルなので、特に濃い色の材質を使われると、一旦サーフェーサーで真っ白に塗ってから本来の色に塗ってます。
我が車両センター所属の車両で一番苦労してるのはMicroAce「ゆうづる」です。
現在も塗装中なのですが、3段寝台+座席パーツが青なので1色に付き重ね塗りを5~6回くらいやってます。
それが12両(カヤ24含)ですからねぇ、いつになったらお目見え出来るか全くわかりません(苦笑)
ちなみに上記画像はまさにMicroAceの24系「ゆうづる」。
右はサーフェーサーを塗っただけ、左はサーフェーサーを塗ったあと、クリーム系の塗料でさらに塗ったもの。
元々この車両の窓ガラスが青っぽいので、クリーム系で塗った方がよりリアルですね!
(2010/02/13画像入替)
ただ今も座席の色をどうするか悩んでいる最中です。
本来ですと青で行くのですが、壁が青色のため、試しに塗ったら全く目立たなくなってしまったのでやり直しです。
最近こんなことばかりやってますが、学生時代は美術が2・技術も2。
決してこの方面の慣性が高いわけではありません(^^;
苦労はとてもありますが完成して火が灯ったときの感動はかなりあります!!
夜中に枕元に置いて見ながら寝てしまうことたびたびあります(^^;
★お断り★
決して室内塗装をしていないものがダサいとか言ってるわけではありませんので、その辺はご理解いただきたいと思いますし、無理に勧めているわけでもありません。作業は所有者の判断に任せます。
また車両の分解や改造も多少発生しますので、仮に作業中に模型を壊してしまっても当方は責任をいたしません。自己責任で実施していただくようお願いします。
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